トリュフ

 家での他愛無い話で、トリュフって美味しい?で盛り上がりました。
以下、あくまでも私は育ちが貧乏なもので、ひがみからの文章かもしれません。

トリュフ。
料理に出てくるとボルテージあがり嬉しいです。(ただしそのトリュフが本物なのか判断つかない人なのですが・・・)
でも、わたしは美味しいトリュフを食べた事ってあるのかなぁ~。
ただ単に値段と言うモノサシでトリュフを有り難がってる気がしてしまいます。
マツタケしかりキャビアしかりです。
歳をとってきたので、酒も食べ物もたくさんはお腹に入らなくなっているので、少量の美味しい物を頂きたい気持ちはあるので、高級食材は願ったりかもしれないのですが、屁理屈好きのわたしは考えてしまいます。
トリュフ、マツタケ、キャビアよりも、たくさん美味しい物があると思います。
価格のモノサシから味のモノサシで測ると珍重感が変わるんじゃないかな?

高校一年の頃、隣の席の友人が毎日キウイを弁当に持ってきてました。
その友人はキウイが嫌いで、わたしは美味しいキウイを毎日食べられる事が出来ました。
なんて良き友人が隣に座っているんだろうと神様に感謝したものです。
当時はキウイは高級フルーツだったんです。
けれど日本で栽培されるようになったのか、価格が段々と安くなると私のなかでキウイのランクが下がり、いまではフルーツのなかでキウイは平均的なものとなってしまいました。
クジラ肉も子供の頃には、またクジラで嫌だなぁ~と思ってましたが、捕鯨が難しくなりクジラ肉が高くなってくると何故か無性に食べたくなり野毛で美味しい美味しいとクジラを食べてる私があります。
んーー不思議なものです。

トリュフやマツタケよりもシイタケ、キャビアよりもスジコ、フォアグラよりもレバ刺しやカワハギの肝、フカひれよりイワシのつみれ汁、ツバメの巣に到っては食べた事がない・・・。
庶民の舌をもつ戯言、または高級物を食べ慣れていない僻みになっちまいました・・・。
いずれトリュフなどの高級食材の美味さをブログに書けるような親父になりたいものです。

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