一年

 3月11日は、次女の誕生日です。

昨年の11日、震災当日の夕方、大渋滞の国道をバイクでかき分け、かき分け、職場から家に戻り、次女の誕生日を強行いたしました。
バースデーケーキに使用したローソクも「余震に備えて取っておこう」なんて言いながら、短時間のバースデーパーティーを行いました。
その後、会社のスタッフと帰宅困難になった患者様を家に招き、不安な一夜を過ごしました。

あれから一年、今年の誕生日パーティーも日本中が悲痛な面持ちのなかで行いました。
家族内に限っては、ささやかな幸せな時間を過ごせました。
普通の日常の幸せを、かみしめられます。

子供が寝た後、テレビをつけると、被災地の現状が流れてました。
復興が、思ったほど進んでるとは、わたしは思えませんでした・・・。
いろいろ、たくさんのことを考えさせられまくります。

その中で、昼間に、ひとつ、すごいことを見た報告をいたします。
治療院から前の国道1号線を見てましたら、14:46の震災時刻に歩く人々が黙祷してました。
車をとめてまで黙祷する方々がいました。
みんな、みんな、何とかしたいんだよね・・・。
八百万の神が宿る、この国の、この心こそが、この国の凄さだと思います。

来年の次女の誕生日には、被災地を含めた、日本中の人々の笑顔をテレビで見ながら、パーティーが出来ればと思いました!

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